石油開発生産工学演習問題集5
Quiz by Yuichi Sugai
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- Q1
表面の不規則性が最小の堆積岩からなる直線風道に障害物が少し存在する。風路の断面積を15m2、風路の長さを3000m、風路の周辺長を16m、通過風量を100m3/sとすると、摩擦による圧力損失はいくらになるか?
1195Pa
796Pa
924Pa
714Pa
300s - Q2
密度1.3kg/m3の空気が6.0m/sの速度で流れている坑道が直角に折れ曲がっている部分で受けるショック圧力損失を求めなさい。圧力損失係数は講義スライドの図5-4を参照すること。
40.7Pa
20.4Pa
3.39Pa
23.4Pa
300s - Q3
図のような、表面の不規則性が最大の火成岩で途中に障害物はないものの、狭まりのある直線風道を密度1.3kg/m3の空気が流れている。この風道区間の圧力損失を求めなさい。ただし狭まり部分の摩擦圧力損失は無視できるとする。
160Pa
130Pa
140Pa
150Pa
300s - Q4
比抵抗R=0.85Pa・s2/m6をワイズバッハ(Wb)の単位を用いて表すといくらになるか?
0.087 Wb
8.3 Wb
87 Wb
0.0083 Wb
300s - Q5
比抵抗0.058Pa・s2/m6をもつ風路に通気風量20m3/sで空気を流している。通気圧力Δpを求めなさい。
23Pa
1.2Pa
4.8Pa
96Pa
300s - Q6
比抵抗(Pa・s2/m6)が0.03、0.04および0.05の風路が直列に接続している。この直列風路に55m3/sの風量で通気を行なった。この直列風路に生じる圧力損失を求めなさい。
6.6Pa
66Pa
363Pa
121Pa
300s - Q7
比抵抗(Pa・s2/m6)が0.3、0.4および0.5の風路1、風路2ならびに風路3が並列に接続している。この並列風路の合成した比抵抗はいくらになるか?
0.043Pa・s2/m6
0.21Pa・s2/m6
2.2Pa・s2/m6
0.13Pa・s2/m6
300s - Q8
全圧が1120Pa、風量が80m3/s、扇風機に与えた機械的エネルギーが101kWで扇風機を運転しているときの全効率を求めなさい。
88.7%
0.887%
887%
8.87%
300s - Q9
通気に関わるコストを最小化するための基本的な設計手法として正しいものを選びなさい。
扇風機と通気領域を最小距離の風道で連結する
扇風機と通気領域を最小直径の風道で連結する
扇風機と排気口を最小距離の風道で連結する
漏風を最大化する
300s - Q10
直径3.6mの円形断面をもつ風道を図のような設計にしたい。この風道の通気に関わる総合コストを求めなさい。
約730万円
約200万円
約81億円
約1260万円
300s - Q11
図のような仕様の円形断面をもつ風道を設計したい。最も経済的な風道とするための直径Dを求めよ。
約6m
約9m
約3m
約0.9m
300s - Q12
風速と通気風量の測定に関する正しい記述を選びなさい。
風速は風路の中央部分が最大であり、壁面に近づくほど減少する
風路中心の風速は平均風速よりも小さい
一般に中心風速は平均風速の0.6~0.8倍の値をとる
風路中心の風速をその風路の風速とする
300s - Q13
地下風道の風速を超音波風速計を用いて測定する場合の特徴として正しものを選びなさい。
車両の通行中は測定できない
超音波の送受波器は60度程度傾斜した線上に対向させて設置する
平均的な風速をより精度よく推定できる
設置時の設定が容易で、安価である
300s - Q14
地下風道の気流の温度を上昇させる要因にはならないものを選びなさい。
岩盤から気流への対流熱伝達
水平坑道における気流の断熱圧縮
機械類からの放熱
水蒸気の霧への相変化
300s - Q15
表面温度が30℃の岩盤がある。この岩盤の表面から90cmの岩盤内部の温度を50℃とするとき、単位時間あたりに面積1m2の岩盤表面から風道に入り込む熱流束Q(W)を求めなさい。ただし岩盤の熱伝導率λは3.0W/(m・℃)とする。
-1W
100W
1W
-100W
300s